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090505 清志郎のこと [音楽]

忌野清志郎の訃報を聞いて3日目。

なにか奥深く、普段意識しないようなところで
とてつもないショックを受けている自分がいて、
我ながらビックリ。

一昨日は、まだ手元に残っているアルバムをipodに落として
車で出かけた。
「初期のRCサクセション」を聴いてるときは調子良かったのに、
「BABY A GO GO」を聴き始めたら涙が止まらなくなった。

RCが長い活動に幕を引く寸前の状態の悪い時期に録ったアルバムで
ファンの間では「聴くのが辛い」と、敬遠される向きのある作品。
私はそれほどRCに熱をあげていたわけでもなく、
単純にこのアルバムの独特の雰囲気が好きで、
当時は繰り返し繰り返し聴いた。

今聴いてみると、どの曲を聴いても清志郎の優しい表情が浮かんでくる。
この喪失感の源はこれだったのかぁとようやく納得できた。

訃報を知らせるワイドショーでは、過激なファッションやメイク、
独特の発声、反体制的なアルバムなどの切り口が多かったけど、
むしろ清志郎の最も大きな存在意義、
つまり新旧のファンを惹き付け続けた要因は
清志郎の優しいメッセージだったんじゃないかと思う。
だからRCを聴く機会が減ってもいつまでも心に残り続けた。
きっとこの訃報に際して思ったよりずっと多くの人たちが
嘆いているのもそういうことなんだろう。

あくる日は、youtubeで「わかってもらえるさ」を聞いてまた号泣。
思えばこの曲が一番好きだった。

 いつか君にも会えるね  うれしい知らせをもっていってあげたいんだ



音も画質も悪いけどこの動画が一番伝わるものがある。
・・・あーあ また泣いちゃう!

ちなみに、訃報を聞いた当日、
寝床についてからもずっと頭の中を駆け巡っていた曲は
「ダーリンミシン」。
これはなんでだか全くわからない。

最後に。
清志郎が逝ってしまうなんて
これっぽっちも思っていなかった。
また戻ってきてライブしてくれることを
まったく疑っていなかった。
どっかの山師が言ってるだけだったらいいのにね。
合掌。
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